L’Arc〜en〜Cielのカリスマ性


L'Arc-en-Cielってなんてすごいバンドなんだと思う。少なくとも俺は日本でナンバーワンのロックバンドだと思っている。メジャーデビューしてもう13年くらい経って、メンバーもいいオッサン達なんだけど、若い人間に負けないほど活動も積極的だし、アメリカでの知名度もかなり高い。

ラルクの魅力はなんといってもメンバー一人ひとりのスキルの高さと楽曲のセンスだと思う。全員がソロ活動も経験してるし、作詞作曲もできる。自分のパート以外の楽器も演奏できる。だからこそバラードやハードロック、ポップスなど幅広い分野まで手を伸ばすことができるのだ。4人とも個性が強すぎるのに、一体どうしてこんなグルーヴ感が出せるのかなーって思う。バンドってヴォーカルだけが目立ってしまう傾向が強いけど、ラルクはそんなことは微塵も感じさせない。そんなとこが俺はたまらなく好きだ。

俺はミスチルも大好きだけど、ミスチルは桜井さんのワンマンバンドっぽく見える。ライヴのときのMCも桜井さんしかやらないっぽいし。別にそれが悪いってわけじゃないんだけどね。実際ミスチルもいっぱい聴くし、それがひとつのスタイルでもある。でもラルクは一人ひとりに同じくらいのファンが付いてて、なんか「これぞバンド」って感じがするんだよね。

それから、CMなどの広告展開もすごく面白い。プロレスラーを起用したり、放送事故を装ったりして、当時では考えられないような手法で、視聴者の注目を集めた。CMには昔、箭内道彦も携わっていたらしい。あと、竹内スグルの作るPVも俺は好きだ。

そんなこんなでいろんな分野で先駆者的な存在であるラルクがいつまでも活動を続けてほしいなーって思う☆