MAZDA NEW AXELA

自分の好みを犠牲にしてまで、エコなクルマを選ぶ必要は無い。

このフロントグリルは好きだ。

「走ります!」っていう存在感がある。




i-stopっていうのはアイドリングストップ機構らしい。

ハイブリッドも当然アイドリングストップするから、

このクルマは一般エンジンとハイブリッドの中間といったところか(一般寄りの)




しかし、俺がほしいのはコレ


MAZDASPEED AXELA

うぉ〜い、カッコイス。


内装は・・・・・

アバ〜ンギャルド!!

ちょっと「好き」とは言えないかな。俺が時代についていけてないのか・・

ちなみにこのグレードにはi-stopは搭載されてなく(あるのは2.0Lのみ)

燃費も11km/ℓ。


一番燃費の良いグレードでも18.4km/ℓ。

当然ハイブリッドにはかなわない。

でも、俺はマツダのこういうところが好きなのだ。




燃費勝負になってきたら、クルマのかたちなんて一点に収束してしまうし、

それに伴ってデザイナーも必要なくなってくる。

マツダのように「スポーツ」という明確な軸があって、

そこから環境にアプローチしていく企業があっても良いと思う。



やれコッチのクルマはエコです。コッチはスポーツです。コレは低価格の軽です。

というと、個々のクルマは売れるかもしれないけれど

ブランドイメージに説得力もなくなってしまう。



そういった意味で企業のアイデンティティーはすごく重要である。

その大切さを一番理解しているのがマツダだと思う。

それ故、ヨーロッパからも高い評価を得ている。



現に日常生活で遠くにあるクルマ(国産)を見て、一番

メーカーを判断しやすいクルマはマツダである。(個人的判断)

ファミリーフェイスで一発!



エコも売りの一つではあるけれども、

あくまで売りは「心ときめくドライビング体験」なのだ。

どんな状況でも「Fun to Drive」を前面に出していくマツダは、

クルマファンにとっての数少ないラスト・サムライなんだと感じる。



日本の自動車業界はホントに面白い。

ビジネスの観点から見るといろんなところで勝負が繰り広げられている。

自ら新しい土俵をつくって勝負する企業もあれば、相手の土俵に

ズカズカと入っていっておいしいとこだけ横取りする企業もある。

かと思えば、古くからある土俵を必死に守り通している企業もある。

まだちゃんとした土俵が未完成の企業もある。



どんな企業も強い魅力を持っているけれど、その企業が一番大切にする

モノを手放した時点で、会社は終わりだと思う。





マツダのブランドイメージ解説の中で好きな部分


「imaginative cars

 insightful cars

 and cars that get noticed

 admired

 above all, cars that carry you away

 these are the only kind of cars worth building

 these are the only cars worth driving」


「イマジネーションを刺激するクルマ

 創意にあふれたクルマ

 人々の目を奪い

 夢中にさせ

 そしてあなたの心を乗せて行く

 そんなクルマだけがつくる意味があり

 運転する価値がある」




言い換えれば乗って面白くないクルマはつくりません。ということ。

それを宣言するのは結構勇気のいることだと思う。

やっぱり自分の考える国産車メーカーNo.1はマツダなのである。